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ライフ ステップバン(Life step van)は、本田技研工業がかつて生産、販売していたセミキャブオーバー型の軽規格ライトバン(軽ボンネットバン)である。「ステップバン」の通称で親しまれた。 == 概要 == 同社の軽乗用車であるライフのプラットフォームの上に、セミキャブオーバー型の背の高いボディを被せて成り立っている。このような形は、現代の軽トールワゴンにおいて主流のパッケージングではあるが、1972年当時、少なくとも軽自動車では唯一のものであった。前輪駆動の軽自動車であるライフをベースとしたおかげで、これまでの軽バンよりも圧倒的に床が低かったのが大きな特徴である(『絶版日本車カタログ』三推社・講談社80頁参照)。 コストダウンのためか、左前ドアと右後ドア、右前ドアと左後ドアで(サッシ、ドアハンドルを除き)同じ形をしているのが特徴である。計器類にはセンターメーターを採用し、ダッシュボード上面はデスク代わりとして使え、伝票整理などもしやすく、運転席側もデスク代わりとして使えたため、営業マンには好評だった。後席を畳むとフラットな荷室が現れるため、荷室の使い勝手も優秀であった。 ステップバンは1代限りで販売を終了したが、販売終了から24年後に、ステップワゴンや、S-MXの愛称「ステップ・バーン」の形で名称が復活している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・ライフステップバン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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